敷き方や炉の配置から畳縁の巾まで、各流派によってそれぞれ違いますので、施工する畳店には綿密な打ち合わせが求められます
畳表は正式には茶室用の畳表がよろしいですが、一般的に高級な特選品の畳表を使用する傾向が高いです。
茶室用の畳表は目の数か数えやすかったり、京間寸法の場合畳縁が綺麗になります。
また、丈夫で長持ちする畳表を使うことにより、大事なお客様の着物を傷めないようにという配慮という話を聞きます。
着色畳表は絶対に禁物です。無着色の畳表をお勧めします。
畳床はワラ床が好ましいです。茶室は湯を沸かすために部屋全体が湿気ますので、建材床は結露の原因になりがちですので注意が必要です。