11月~12月 苗割り(なえわり)というい苗作りをします。
まず重要な事は、畳表はイグサ(藺草)という草から出来ることと、そのイグサ(藺草)は種からでなく苗から栽培されます。 下の写真は苗床(なえどこ)といい苗を育てている所です。
この苗を“い苗”といい、い苗は1年中畑で栽培してあり、植え付け時期が近くなると株分けという作業をします。
この株分け作業が大変な作業らしく、稲の株とは違い株が堅いので機械で分けられないので、現在でも手作業で株分けをしてるそうです。 この作業を寒くなった11月から12月にかけて行いますので大変です。
ちなみに“かぶわけ”とは広辞苑で、植物の根株を分け植えること、ということです。要は苗が育つと根株からいくつも苗が生えてくるので次々に根っこを分けることです。
画像は ファミリーファームOkaさんと 株式会社ヤマネさんから頂いた画像を使用しております。