太麻表(ふとあさおもて)
イグサを織っている経糸が麻糸の一本芯。
「糸引表」と「麻綿表」の中間的な物でしょうか。
最近では高級表というと一本芯の物ではなく、二本芯のものが増えてきていますが、JASという規格で一番最高グレードにこのグレードが存在するためもあってその存在も揺るぎないもののようです。
太い麻糸を使用していますので糸引きに比べて畳表に厚みがでて、しっかりしたものに見えます。
価格帯(全国平均)・・・7,000円~12,000円/1畳縁付き表替え
一口メモ:
太麻表にも 化繊入りのものと、ジュート麻のみで織られたものなどがあります。また、三鱗表(サンリンオモテ)という種類もありますが、三鱗(サンリン)というのは会社名だそうですが今では畳表の種類の名前で言われています。